2日間のばら祭りでの啓発活動は大盛況に終わりました

昨年初めてばら祭りに乳がんの啓発活動をしましたが、初めての事で、無我夢中でどんどん並んで説明を聞いて下さる方に、喉をからしながら説明したのが思い出されます。
昨年は乳がんモデルが2対しかなくて、並んで頂いたので、今年は2対購入し、すこやかセンターから2対借りたので、4台で興味をもって下さる方に対応しました。
好天気に恵まれ、人出は凄い。ブース外で「乳がんの自己検診方法を説明していますのでどうぞ」とブースへ案内する人、ブース内で乳がんモデルを触って貰い、乳がんの硬さを実感して貰い、「1年に1回は検診に行きましょう。そしてリーフレットを使いながら、お風呂に入っている時、手に石鹸をつけて、乳房全体と脇の下を撫ぜるように
触って下さい。そしてこのモデルのような硬さのしこりがあったら、早く乳がん専門医のいる病院に行って下さい」と説明する。その前に「乳がん検診受けてますか?」
の問いに「1回も受けたことがない」という30代〜70代の多い事。
「2〜3年前に行ったきり行ってない」「クーポン券がきたけど行ってない」
と検診を受けている人が少なかった。初めは、あまり真剣に聞いていないが
乳がんモデルを触ると、「乳がんてこんなに硬いんですか?」と目が真剣になって
くる。丁度お乳が片方ない写真、両側ない写真を大きく引き伸ばして
皆に見える所に貼っていたので、1〜2cmでしこりを見つけると、あのように

乳房がなくなる事がないので、自分で月に1回は自己触診し、1年に1回は病院や医師会で40歳すぎていたら、MMGを撮ってください。40歳にならない方はエコーで検診を受けて
下さい。乳がんは唯一自分で見つける事の出来るがんです。自分で自分を守らないと
誰も守ってくれないですよ」と力を込めていうと、「そうですね。有難うございました」と笑顔で挨拶される。この人は検診に行ってくれるな〜と話をしていると判る。
若いカップルが沢山来てくれて、パートナーと一緒に触ってくれるケースが
昨年からみられる。やはり若い人が危機感をもっている気がする。
昨日1030人以上、本日1236人以上の方がブースを訪れ、乳がんモデルを触ってくれた。
奥さんがだんなさんを呼んでいる。聞くと「男なのにお乳が大きくなって痛いと言うんです。見てください」
確かに両側の乳房が女性のように膨らんでいる。「これは女性化乳房といって肝臓が悪いとこんなになります。肝臓わるくないですですか?」
「肝臓が悪くて通院しているんです。」「次受診時、医師にそのお乳を診てもらって
くださいね」
検診を受けた事ありますか?の問いに「1回も何処も検診した事ないんです。怖いし〜
やっぱりせんといけんね〜」
検診に行った事ありますか?「行きました」「どこへ?」「婦人科に行き触診してくれて、何もないですと言われました」

乳がん検診は婦人科でなく乳腺外科ですので、乳腺を専門にしている病院に行って
くださいね」「婦人科じゃないんですか?」
今でも婦人科だと思っている人が多い。
本日2日目、昨日より人出が多い。福山にこんなに人がいたのかと感心する。
1236人以上の方がブースを訪れてくれました。
やはりカップルが多い、子どもがお乳が好きなので盛んに触りにくる。
その中にしこりを触った男の子が、お母さんとお祖母ちゃんを連れて来た。
手を引いて来たので、お母さんがお乳が無くなると困ると思ったのだろうか?
来訪者に「私乳がんで30日にOPするんです」と涙を流しながら話をされた方がいました
「ここで啓発活動している人は乳がんの人ばかりです。抗がん剤もしているので、心配な事
不安な事があったら何時でも電話ください」と会長が名刺を渡していました。
「しこりがあるので、見てください」
触ってみると確かにしこりがある。「良性の可能性もありますが、乳がんだったら
いけないので、早急に病院に行ってください。」
「2年前に子宮がんをしました。こんなブースがあると助かりますね〜」と
言われた女性もいました。
「何年か前に検診に行きました」1回行ったきりではその後、乳がんになっている可能性もありますので、1年に1回は検診を受けてくださいとお願いをしました。
いろいろな方が訪問されました。
お母さんが50歳の時乳がんでOPしている人と娘さんが来られたので「娘さんも乳がんになる可能性が大きいので
1年に1回の検診と毎月の自己触診は必ずしてくださいね。早く見つかると乳房も
失わずに済むし、お金もあまりかかりません」
今年はリレーフォライフが福山で開催されるので、望みの会や実行委員会の方もリレーフォライフのパンフを配りながら、「乳がんのモデルがあるので是非触ってみてください」と誘って下さいました。ありがとうございました。
リーフレットを頂いた関係者の方、また看護師を応援に送り出して下さった中国中央病院さん、啓発活動に協力して頂いた会員さんありがとうございました。
検診者が増える事を祈っています。
            今日は喋りすぎて、喉が痛い 藤井でした