臓器移植に思う

昨日、18歳未満の子どもが脳死状態に陥ったと報道され、親御さんは

「本人は死んでも沢山の命が助かるのは凄いな〜」と元気な時に言っていたという事で

臓器提供を決断されたようだ。

中国新聞から

「臓器7人へ移植」 心臓を10代 肺は40代に・・・

本文は日本臓器移植ネットワークなどによると、関東甲信越地方の病院で臓器移植法

基づき、脳死と判定された15歳以上18歳未満の男性から4日午後、心臓などの臓器が摘出

され、7人に移植する為の手術が各地で行われた。

心臓は、提供者が18歳未満の場合に18歳未満の患者を優先する選択基準が適用され

大阪府の18歳未満の10代男性に移植。

肺の片方は40代女性、もう片方は医学的理由の為移植を断念した。

肝臓は分割して東京との10代女性と京都の10歳未満の女児に、膵臓と片方の腎臓は新潟の

30代女性、もう片方の腎臓は千葉の60代女性、小腸は東北の30代女性にそれぞれ移植。

4日午後、提供者の男性から臓器が摘出され、その後、各地で移植手術が実地された。

本人の臓器提供する意思を記した書面はなかったが、家族が脳死判定と臓器提供を承諾した。

私は臓器移植には賛成である。私の家族はそれぞれに臓器提供の意思表示カードを

持ち、家族のサインもしている。

確かに家族の「死」は悲しいが、誰かを助ける事が出来れば本望である。

この家族は子どもさんの「脳死判定」を確かに受け止められ、移植に同意されたと思う。

1人の臓器が7人の命を救ったとすれば凄いことだ。

この男性と家族に感謝の意を表したい。

私はいつ死に「誰かの為に臓器が提供出来るだろうか」 そして夫が脳死判定受けた時も

躊躇なく同意したい。「誰かの為に役に立てば」人間は死によって魂は残るかもしてないが

当然焼かれ、骨と灰のみになる。

千の風になって」を信じます。

台風が日本をおそっている中、1人の臓器で7人の命が救われ、救った医療従事者達が

いた事を讃えたい!!!
              臓器移植に賛成する  藤井でした