困ったちゃん

私は昨年W医師が姫路の病院に移動になって以来、時間構わず電話をしてくる患者さんに

悩んでいる。朝4時ごろ携帯がなる。いつも同じ話し「私は行く病院がないのです。最後まで診てくれる病院がないんです。」もう最後の抗がん剤をして3年経過し、トリネガである

事を強調し過ぎ、行く病院で医師や看護師を呆れさせ、「最後に死ねる所が欲しいんです!」

でも彼女は今は転移、再発もないので、病院も相手にしなくなるパターンを繰り返している。そして、また早朝の電話攻撃、昨日は固定電話にかけて「5:30」、夫が寝ている私に「・・さんから電話」寝ぼけて誰?と電話に出ると、例の彼女、全然改善していず、

私の以前したアドバイスも生かされず「私は何処で死ねばいいですか?」「お母さんと代わって」「お母さんも怒って、親子の縁を切ると言っています」
こんな押しもんとうが延々1時間は続く。この間お母さんが「もうその電話切りなさい!」

と叫び電話の取り合う声や音が聞こえる。お母さんもほとほと困っているようだ。

「再発や転移もないのだから、そんな事ばかり考えず、散歩したり、買い物に行ったりして

考え方を変えないと、悲しい生活だよ。お母さんだって怒るのもわかるわ」

1時間も話してもまた元に返る「市民病院はどうですか?尾道はどうですか?」

仕事に行く時間だからと言うと「家で死にます」

堂々巡りの電話攻撃「私に電話するのはいいけど、患者さんに電話しないでね」「していません」

朝から頭が痛く、気分がすぐれないまま病院に着いて他の患者さんよりメールがはいる「・・さんが電話してきました」

もう私には彼女の話しを聞く元気がなくなりました。話しをきいてアドバイスを聞いてくれる人は話し甲斐があるが、いつも同じ所をぐるぐる回っていて、アドバイスしたにも関わらず、自分かってに動き行く先先の病院を怒らし、行く病院が無くなったと訴えるのは

おかしいと気づかない。私が誰かにアドバイスして欲しい!!!どうしたら彼女に分かって

もらい、がん難民状態から脱出できるのか?再発も転移もないのに、どうして彼女は

そこから抜け出せないのか?がん難民なのか?皆再発の心配は心の中に秘めて、生きているのに、彼女は何故分からないのか?

        次いつ電話がかかるのかな〜悩める藤井です