ばら祭り 検診への種まき

今日、お風呂から上がると携帯に着信ランプが点灯していました。
(我が家は夕飯前にお風呂に入ります)
登録していないナンバーからの電話。「誰じゃろー???」と恐る、恐る掛け直しました。
な!な!!なんと!!!ばら祭りで声をかけた広島県西部地区の19歳の彼女でした!
家族3人でアンダンテブースに来られ
私「(乳がん模型を指さし)ここに固いしこりがあるのがわかりますか?」
彼女「わかるー。でも、胸は固い所があるよねー。私もあるもん」
私「?????????????????」
彼女のお姉さん「えー普通ないよー」
こんな会話から始まり、少し話をすると
彼女「(私に)触ってみてー」
私「ここでー!」
彼女「だって気になるもーん」と言われたので、失礼して触ってみると、確かに固いものが…。
私「気になるなら、今、看護師さんもおってじゃけー、よー聞いてみー」とブースの中に入ってふくみさんにバトンタッチしました。
いろいろ話をして、彼女が帰るとき
彼女「せっかく、お祭りを楽しみに来たのにー」
私「でもなー、病院で診てもらわずにほんまに乳がんじゃったらいけんじゃろー? モヤモヤするのも嫌じゃろー。何ともなかったら気にせんでもええし、来年もまた来れるし、いろんなことがこれからも楽しめるじゃろー。まだまだ若いんじゃけー、輝く未来が待っとんじゃけー、気になるんなら一回、病院に行ってみたほうがええよー」「もし、万が一、乳がんじゃったら、あなた一人じゃないけー、皆がおるけーなー」と私の名刺を渡しました。

その彼女が「あれから病院に行って診てもらったら、異常なしでした!うれしかったし、どうしてもちゃんとお礼を言いたかったので電話しました!」「これからも、ちゃんと検診します」と連絡をいただきました。
うれしかった。本当にうれしかった。
いつも(大体)私のおしゃべりはいらぬ話ばかりですが、私の話を聞いて、検診に行ってもらって、彼女が明日から輝く楽しい毎日を送ってもらえると思うと…。うれしいです。

私は数年前、時々胸が締め付けられる様に痛かったので循環器系の病院に行きました。
その時、先生から「胸に固い所があるので他の病院で診てもらったら」と言われました。その時「まだ若いけー乳がんじゃーないわー」と思わず、ちゃんとした知識=自己触診や若くても乳がんになる、という知識を持っていれば、もっと早く乳がんに気づいていたかも…。なんて、後付で思うこともあります。

長くなりましたが、ばら祭りで検診への種まきが出来てうれしかったです。
輝く未来に「笑顔で前進!」しましょう♥

ばら祭りで買った花は玄関に飾りました。

ばら祭りで声がちょっぴり青江美奈風になったトッキーでした。