乳がん&福山アンダンテとの出会い

私、トッキーが福山アンダンテに入会したきっかけをまだ、お話ししていませんでしたね!
私は乳がんはおっぱいの大きい人がなる病気、年配の方がなる病気と当時思っていました。
2005年6月27日 とても暑い日のお昼に
「暑っいな〜!」と首から胸を触るとゴリっとウズラ卵程のしこりに触れました。
その時に「もしかして乳がん???」と思いましたが、信じたくない自分がいました。
「たんこぶかもしれん…。湿布でも貼ってみとこ…」と湿布を貼ってもしこりは小さくなりません。
夕方、主人が仕事から帰り、主人に背中を押され
掛りつけの内科(本当は乳がんは外科ですよ!)に行いきました。
先生は「服の上から触ってもわかるしこりじゃけー、はよー大きい病院でみてもらいなさい。紹介状を書くけー明日行く?明後日行く?」と言われました。
紹介状を書いてもらって家に帰り、主人に伝えました。
心配させ、申し訳なく思い、主人の前では泣けず、ひとり箪笥部屋で泣きました。
次の日、乳腺の先生の診察日ではなかったのですが朝一番に病院に行き、一通りの検査をし「一週間後に検査結果を聞きに来てください」といわれました。
ところが次の日の朝、電話が鳴りました。「検査結果の話があるので今日、病院に来てください」と言われました。
「えー!!!そんなに深刻なんだー!!」と奈落の底に突き落とされたようでした。
仕事をしていた主人に連絡をし、二人で病院に行きました。
主治医、W先生から「あなたは乳がんです」と言われました。
この後の記憶はほとんどありませんが、W先生の熱き説明と看護師さんからの「大丈夫、ちゃんと治療すりゃーええんよ」と言われたのは覚えています。
セカンドオピニオンを薦められましたが「この病院で、この先生しかいない!!!看護師さんが付いてくれとるけー頑張ってみよう!!!」と思い治療に入りました。
術前抗がん剤治療中、涙はぽろぽろ落ちる、髪の毛はらはら抜ける時、W先生から同じ歳で治療中のヒロリンを紹介していただきました。
同じ歳の同志が出来てとても嬉しかった!!! 共に泣いてくれて、共に悩んでくれて、共に励ましてくれました。ヒロリンありがとう♥♥♥
そして、ヒロリンが「 アンダンテのお話会があるけー行ってみようやー」と誘ってくれました。
ようやくアンダンテとの出会いです。
お話会に行くと皆さん普通に話し、笑っておられました。私の第一声は「皆さん、本当に乳がん体験者の方ですか?」と聞きました。それぐらい皆さん、輝いておられました。
皆さんも同じでしょうが、ライフプランに<がんになる>は無いはずです。
私も輝きたい!ちゃんと治療をしてまた頑張りたい!!笑顔で前進したい!!!と思いました。
そんな気持ちになれたのはアンダンテがあり、メンバーがあり、同じ経験、同じ迷い、同じ悩みが言わずとも解ってもらえたからだと思います。
もし、今、このブログをみて、悩まれている方。乳がんになってもひとりで悩まないでください。
病気は治ったけど、心の病気にならないでください。家族に分かってもらえない、心配かけたくない…、でも不安だ、悩んでる、心配だ…、とひとり思っている方。
是非、福山アンダンテに話してください。一緒に笑顔で前進しましょう
ダンディーなW先生
熱き福山アンダンテ顧問・藤井看護師