7/7幸千中学校で乳がん検診講座

2ヶ月前に幸千中学校の保護者対象に、乳がん検診について話しをして
貰えないかと同僚を通じ、依頼がきました。
私は前から40代〜50代の方相手に、乳がんの話をして、こどもを不幸にしない為にも
乳がん検診の必要性を訴えたいと思っていたので、チャンスと承諾しました。
それが7/710時〜12時までの2時間という事で、私だけでは時間がもたないし、体験者
が話す事で、より我々の思いが伝わる筈、安部会長と会計のトンちゃんにお願いしました。乳がんモデル2台、両側乳がんの方の乳がん歴を写真に納めていましたので
それやら、我々がばら祭りで行っている様子などの写真、などなど小物を準備し
出かけた。初めてなので少し緊張して図書室に行く。
30名ほどの保護者の前で、私が26年間乳がん患者さんと付き合ってきて
いかにお母さんが「がん」になるとこどもさんに「不登校」や困った問題が起きる事
を実例をあげて説明し、自分の身体は自分だけのものでないことなど60分ほど話す。
質問をする「乳がん検診に行かれた方」3分の1「行かれない方は何か事情がありますか?」「怖いし、自分は乳がんにならないと思う」などの意見があった。
「怖いなら尚更乳がん検診に行って、安心を得たり、乳がんであっても早期なら
90%は治ります。抗がん剤を使うとお金が沢山いります。こどもさんにもお金が要るし
でストレスは倍増、再発、転移の心配も増えます」
乳がんモデルを駆けつけてくれた仲間看護師が説明しながら、皆にしこり体験して
もらった。
安部会長は還暦を過ぎて今から、夫とともにスローライフを楽しもうと思っていた
やさきに乳がんになり、ショックだったが、がん仲間と知り合ううちに
リセットでき、今では四季の移ろいが新鮮に映る、がんになってもこんなに
元気になれるし、でも乳がん検診は早期発見、早期治療ができるので、若いお母さん
達は必ず行って下さいと訴えた。
トンちゃんはしこりに気ずきながらも、これはこどもがお乳を飲まなかったせいだ
などど思い、なかなか病院に行かなかったら4cmの乳がんになっていた。
抗がん剤をしながらもこども3人にお金は要るし、仕事は辞めてしまったし
いつもお金、お金と思って闘病した事を、笑いを交えて、話した。
最後に同僚看護師にも自分のがん闘病を語ってもらった。「親、夫を残して死ねない」
皆様が真剣に聞いて下さり、確かな手ごたえを感じた。
やはり体験者の話しは心に響いたようだ。
いい機会を与えて下さった役員さんに感謝します。
有難うございました。「検診にいきましょうね」
色々な学校に声をかけて、話しをしていきたいと思いを強くしました。
                    貴重な経験 藤井でした