医者、ドクター、先生

私は看護師歴、33年様々な医師と仕事をしてきた。
患者に優しく、看護師に厳しい人や、看護師も同じ医療者として
同じ目線で、接してくれる人、自分の思いどうりにならないと患者を怒ったり、
我々に八つ当たりする人もいたな〜
久々に「これって何?」という医師に出会った。
ある乳がん患者さんがフォローの為、対側の乳房のエコーとした。「5mmぐらいのしこりがあるから、主治医によく診てもらいなさい」と言われた。
主治医に伝えるも、「こんなものは全然大丈夫。フォロは1年後」と言われたそうだ。
彼女は当然気になりますよね。
頼み込んで3ヶ月後、その主治医にエコーをして貰う予約をした。
そして私にその話しをメールで送ってきたので、「5mmあるなら細胞診が出来る筈だから
してもらいなさい」
彼女曰く「言えない」今どきのコミニケーションのとりにくい関係のようだ。
「分かった。エコーの日私も一緒に行き、細胞診をしてくれるように言ってあげる」
10月初め一緒に出かけた。
彼女のエコーの時一緒に部屋に入り、その医師に私の名刺を渡した。
彼女のエコー画面を見ていると4mm大のしこりが存在する。「先生彼女も心配してますので、細胞診をお願いします」
医師「心配ないよ」私「3年前に右の乳がんで全摘し1期再建でシリコンをいれましたよね。
彼女も心配していますので是非細胞診をお願いします」
しつこく食い下がると、「僕は今日はエコーの当番なので出来ない。やるなら日を変えて
する」と言い置きその場からいなくなった。
「まあ〜近い内に細胞診をしてくれるよ。私も仕事しているので再々来れないけど
結果が解る日にはくるね」とその彼女と約束しました。
20日に結果が出るというので一緒に診察室に入った。
医師は私達の方を向きもせずに「残念と言おうか、運がいいというか乳がんでした。乳首に近いので乳首も取る」
私が「前と同じような手術になるのでしょうか?」
その言葉にその医師は「君はなんでついてきているのか!患者を不安にさせたいのか!」
と怒鳴りました。
私はその時点で(この医師は患者の心に寄り添えない部類)と判断したので
口を閉じました。医師は「MRIを撮って、それから手術方法を決めるから。MRIは11月
1日16時、僕その日居ないから、また改めて来て手術の日を決める」
一方的に言い、我々は5分くらいで診察室を追い出された。
「5mmのしこりがあると聞いてからここに至るまで5ヶ月は要している」のに
その医師は最後に「まあ〜DCISだから1年後でも遅くなかったけどね」
ここまで書けば、どの程度の医師かわかりますよね。
この医師には絶対私なら診てもらわないです。
皆様も医師や病院選びには慎重になりましょうね。
慌てて飛び込まないでくださいませ。一呼吸入れて選びましょう。
                まだこんな医師がいるのにがっかり  藤井でした