神戸スマイルウオークから

本日トッキ―から「ちーこの若年性乳がんのブログに、神戸のスマイルウオークの時
の私達の事とUさんの話しが掲載されています」とメールをもらった。
ちーこさんは35歳の乳がん患者さんで、奈良からの参加でした。
ちーこさんからのブログから
16日神戸のスマイルウオークに行きました。
そして歩いている途中にピンクの超目立つ帽子を、被った数人を発見!
兎に角興味深々で近づいて行きました。
話しをしてみると「広島」から来られ、毎年数人で参加されているとの事
私がお話をした方は「両側乳がんで全摘されたそうです。それが16年前、そして
5年くらい前に両側同時乳房再建されたそうです」
再建された理由を尋ねてみると「孫と風呂に入った時におかしいと言われたから」だそうです。
そしてその方は「まだまだ沢山やりたい事や夢があってね〜」とお話しして下さいました。
これが、「乳がんサバイバー」になるための秘訣なのしょうか!!!
いくつになってもやりたい事や、夢を持ち続ける事、
そしてその夢に向かって進んでいく事
私も薄れていた気持ちが甦ってきた。


皆さんもご存じのように私達はイベントの度に「笑顔で前進」のユニホームと
ピンク帽子を被って行きます。
今年は特に神戸会場に着いた時から、注目されていました。
朝日新聞の神戸版に、我々の晴れ晴れした、凄い笑顔の写真を掲載して頂きました。
皆歩きながら、話しかけて来られる人と、乳がんの話しをしてたし、
この会話も私の後ろでされていたので、聞こえていた。
私はUさんとは初発の乳がんの時からの、付き合いで悩まれて鬱状態になったことも
あったし、別の乳房にがんが見つかったときも一緒だった。
そして「乳房再建したい」と相談受けたのも私であった。
「乳房再建」してからの彼女は変わった。
何事も積極的に取り組み、患者会には必ず参加し、お茶やコーヒーをいつも準備してくれる。ばら祭りにも皆疲れるからと「おむすび」「スポーツドリンク」など大荷物を
抱えてきてくれた。患者会の旅行時は、私達スタッフが朝ごはんを食べずに来てるのを
察して新米の「おむすび」、栗の渋皮煮など、料理上手な彼女らしい物を、いつも持ってきてくれる。
3年続けて「富士登山」足腰を鍛える為に、毎朝お孫さんとリックに5キロぐらいの物を
入れ、歩いているそうだ。
彼女が知らない方に「自分の乳がん歴」を話しているのを聞いていて、彼女も成長したな〜
と思いながら私は歩いていた。、彼女の話しをしっかり受け止めていた人がいた事を
知り、感激でした。ちーこさん、仲間は沢山いますよ。
来年また声をかけて下さいね。
            Uさんありがとう  藤井でした