無事、盛況にばら祭り終わりました
暑い中、沢山の方が乳がんに興味をもって、乳がんモデルを触って下さいました。
14日は10時から開始と聞いていたので、準備していると9時30分頃には
人の波が出来だした。机の上におっぱいを置いているので、「なんだろう?」と人が寄って
来る。乳がんモデルを3台置いていたにも関わらず、人待ちが出来るほどで、30分も話して
いると喉ががらがらになり、説明を代わってもらう。
乳がんモデルを触った方は「乳がんってこんなに硬いんですか?」とほとんど言われる。
「1年に1回は検診に行っています」 私「その時こんな乳がんモデルを使って。自己検診の
方法を教えて貰いましたか?」「いいえ、異常なしですで終わりです」「病院も忙しいので、そこまで説明出来ないのが現状です。だからせめて患者会が声をあげようと福山で1番人出の多いばら祭りで乳がんの啓発活動をして、一人でも多く
乳がんが早期で見つかるように、また進行乳がんで泣く人を減らそうと、乳がんの体験者がここで皆様に声をかけているんですよ」
「この「笑顔で前進」の服を着ている人はみんな、乳がんの体験者だし、抗がん剤をした
人が大半です。高い抗がん剤と、抗がん剤をうけると必ず脱毛するので、そこにかつらが
置いてありますがそんなかつらが必要になります。
今は10代でも乳がんの人がいます。20代の乳がんも多くなりました。「余命1ヶ月の花嫁」
を報道しましたよね。何故あの人が酸素吸入をしながら、しんどい姿をテレビに映したか?
知っていますか?あの人は「私のように若くても乳がんになります。、しかも胸に何かしこ
りがあるけど、仕事が忙しいし事もあり病院に行くのが遅かった。私のような人生をおくっ
て欲しくないので是非1部始終を取材してほしい」と言われたそうです。
私は看護師ですが、色々な乳がんの人の人生を見てきました。「子どもさんが小さいと
抗がん剤でしんどい身体をひきずるように面倒みなくてはいけない」、「子どもが高校受験
なんです」、「親の介護が必要なんです」「夫が病気なんです」「今重要な仕事をしているのです」などなど1人1人が闘病記が書けるぐらい女の人は家の重要な役割を担っている。
そのお母さんが乳がんと診断されると、ご主人、子どもはおろおろする。
再発、転移などで長期入院になると、不登校になるこどもさんもいる、核家族だとお父さん
が家事全てしなければならないので、本当に大変な事態がおこる。
だから早期発見すれば、抗がん剤は必要ないし、手術だけなら今は5日ぐらいの入院です。
お金も少なくていいし、仕事も辞めずに済む。
皆それを身を持って体験しているので、説明するのにも力が入る。
夫婦で来られていた方も多く、御主人が奥さんに乳がんモデルを見て「おい、乳がんの
自己検診の仕方を教えてくれるから行こう」と誘っている方もいました。
関心の深さが伺え、啓発活動が如何に大事か、身に染みた有意義な2日間でした。
応援して下さった方々本当にありがとう御座いました。
差し入れして下さった方々、初めて大きなイベントに参加するのに必要な物を
お貸しくださった方々心からお礼を申し上げます。
そして暑い中、手伝いにきて下さった方々ありがとうございました。
また来年は今年の反省を生かし、もっと沢山の人に啓発活動できるよう頑張りましょう!
事務局 藤井でした