人間の一生

私は今の病院に勤め始めて1年半が過ぎようとしています。
前の病院と違い、認知症、高次脳、血管障害の後遺症、何と後期高齢者の多い
事か、片マヒ、車椅子の人、言語が出ない方などなど、Hな言葉を連呼する人、
足に火傷しても家人にも言わず、2〜3日なんの手当もしていない人、大腿に大きな
水泡が出来、よくも潰れずにいたものだと感心する。
火傷の手当をして、包帯を巻いて帰した。
2日目来院し、包帯を取ると、なにやら白い物が貼ってある。
本人に聞くと、痛いので湿布したらしい。
水泡は潰れ、湿布でひりひりしただろうが、平気である。
家人は本人に任しているの一事。処置して帰す。
次、来院した時は、医療様の貼り薬と同じ色だったので、デイで処置してくれたのだろうと一応処置して帰したが、どうも気になるので、あちこちに電話して聞くも
誰も貼っていないという。
「もしかしてあれは湿布?」
翌日気になるので、デイに聞くと「どうも湿布のようだ」それを届けてもらうと
やはり湿布だった。ショック””家族は本人に任せているしか言わない。
この頃思う「この人達が元気な頃は、どんな性格だったのだろうか?
そして、まさかこんな老人になっているとは思わないだろう」
家族の無関心な人が多いのが現状だ。。
私はどうなるのだろうか?
                考えさせれる今日この頃  藤井でした