接骨院の良し悪し{医療関係者が思う}

今何処を歩いても、接骨院は直ぐ近くにある。本当にここは信じれるのか?上手なのか?

以前私は肩凝りで・・接骨院に通っていたが、若い施術士が力任せにするので痛かった。

案の定翌日は筋肉痛で「痛い、痛い」同僚「何したのよ?」「昨日接骨院に行ったんだけど

力任せに押されたので痛い。」何しにいったやらでそれ以来行く事はなくなったが

友人が11月に「肉離れ」と診断され3ヶ月ほど仕事も休み、足を休めていたが、3月から週2回ほど仕事に来ているが、足は良くなるどころか、仕事すれば、足がパンパンに腫れる。

「まあ、肉離れは治りにくいのだろう」と思って私が休みの時は迎えに行ったりしていたが

本人が少しも良くならない事にいらだってきた。そこで思い出した。娘が高校3年の春

バスケの試合でアキレス腱がほとんど切れかけていた時、整形の医師に「OPしますか?

それともギブスで固定しますか?」と聞かれた。6週間後には県大会がある。さあどうする?親の決断が迫られた。「ギブスでお願いします」4週間全ギブス、2週間半ギブスと言われた。

県大会は6週間後、仕方無い。4週間でギブスを取り、補装具に変えてもらう。

後2週間で県大会、1週間補装具。思い出したのです。私がソフトをしている時に

仲間が「川口にスポーツ専門の卜部という接骨院があるよ。私達は腰が痛くなったら

そこにいくんだ」その時は何気なく聞いていたが、娘は中学からバスケを始め、真面目に

取り組んでいたので、この県大会で3年生は引退が決まっていたので、どうしても最後は

試合に出してやりたかった。娘を連れてそこの接骨院に行き、事情を話し、その先生が

私に分かるように「理屈にあったテーピング」をされた。この時私は震えさえ感じた。

その足で、学校に行き顧問の先生に私の希望を言うと「お母さん、人生は長いのでそう

焦らなくても」と言われた。私は娘に「貴女は試合に出たくないの?」娘「出たいです」

顧問の先生にそこの先生のテーピングの素晴らしさを話し、「マネージャにテーピングを

教えますと言って頂いています。明日はお店は休みなのに、バスケシュウズを持って来て下さい、足底板を作りますと言って下さいました。先生月曜日一緒に行って頂けませんか?」

とお願いしました。月曜日顧問、マネージャ、私、娘と出向いた。

そこで先生が娘に私に説明したようにテーピングをされている間中、私は顧問の顔つきが

変っていくのを見ていた。「よし、いいぞ」。土曜日試合なので顧問とマネージャさんは

娘の為にテーピングの練習に通って下さいました。そして本番、広島で試合だったので

見にいかなかったが10分ぐらい試合に出して下さったそうだ。電話で聞いて涙がでた。

夜駅に迎えに行った折「奈緒子さんがシュウトするとき、ドキドキしましたよ」と顧問

私は只私のわがままを聞いて1週間で試合に出るまで支えて下さった方々に感謝するのみ

でした。娘は晴れやかな顔をしていた。それ以来行く機会がなかったが、友人が診てもらっている

整形の医師は「仕事して夕方に足が腫れるのは普通だ」と言われたそうだ。

友人は良くならない事でイラついていたので、12年ぶりにそこの接骨院に連れていった。

先生は「レントゲン撮りましたか?エコーしましたか?どこの病院で誰先生ですか?」

など詳しく聞かれ、こんなに長引くのは根底に深部静脈炎が隠されているのではないか?と思うので、医療関係者なら、その道のドクターを知っているだろうから、先ずそれをお勧めします。それが無いことが分かれば、リハビリを組みます。

さすがこんな事が言える人はその道を究めた人でないと言えないし、私達も思いもしなかった。整形の医師もそこまで調べないし、「肉離れ」と診断をつけたらそれに終始するだろう。病院の医師の見分けもそうだが、なんでもその道を突き進んでいる人は素晴らしい。

7/10の交流会に靴やのCueさんの本物の話が聞けると思うとワクワクする。

        事務局 藤井でした